家族の気配を感じる多世帯同居型住宅
大館市T様邸
もともとご実家に同居されていたT様。
家族も増え子供も大きくなってきたことで居住スペースが手狭になり、当初は一部リフォームのご相談からスタート。
しかし、将来母屋をどう維持していくかを考えた時、再度手をかけないといけなくなることを考えて一から建替えることを決意。
地震と火災に強い安全性と将来のエネルギー価格の高騰に備えて
断熱はスーパーウォール2×6工法(ウレタン140㎜厚)をベースにご提案させていただき、2030年基準の認定低炭素補助金110万円の採択物件となりました。
~外観~
黒のガルバリウムサイディングに統一した重厚感のある外観。
片流れの屋根には約5K太陽光パネルを搭載。2.5台分のカーポート。
土間コンクリートには地下水を循環させた融雪を入れています。
~LDK~
家族全員が集まる約21帖のLDK。
キッチンの下がり天井に間接照明を設け、リビングに明るい雰囲気をプラス。
全体がブラウンを基調としてまとめられています。
リビングに設置した階段は、親世帯と子世帯をつなぐ役割を持たせるために開放感のあるスケルトンの階段を採用。
~和室~
LDKから続き間の8帖の和室。普段は1階のサンルームやマルチスペースとして、来客時には客間としても活躍します。
~2階リビング~
子世帯が使用する2階サブリビング。
1階リビングとつながるサブリビングは、家族の気配を感じながらも適度な距離を保てるように考えての配置に。
サンルームは日当たりのいい南向き。
半透明の引き戸で仕切ると洗濯物は見えにくく、光は通す工夫をしています。
玄関やキッチン・水回りは全員が共有しつつ、それぞれの部屋や空間を確保した家づくりになっています。
家族の団らんを一望できるキッチン。カウンター前面に造作収納、隣接してパントリーもあり、収納能力が確保されています。
2階にも洗面化粧台・トイレを配置。
使用時間が重なっても、それぞれ別個に使用できて便利です。