コラム
2019.12.14
【秋田市新築コラムVol.477】冬に実感!断熱材の大切さ⑥
秋田市で新築住宅をご検討中のみなさま、こんにちは(。・ω・。)
秋田市で洋風注文住宅を手がけている
秋田ホームのコラム担当 田中です。
これまで5回に渡り、新築住宅を建てる際には断熱材が重要というお話しをさせていただきました。
今回で断熱材ラストになります。
過去のコラムはこちらから↓
《【秋田市新築コラムVol.462】冬に実感!断熱材の大切さ①》
《【秋田市新築コラムVol.465】冬に実感!断熱材の大切さ➁》
《【秋田市新築コラムVol.468】冬に実感!断熱材の大切さ③》
《【秋田市新築コラムVol.471】冬に実感!断熱材の大切さ④》
《【秋田市新築コラムVol.474】冬に実感!断熱材の大切さ⑤》
ラストの今回は、発泡樹脂系断熱材について細かく説明していきたいと思います。
押出法ポリスチレンフォーム(XPS)
ポリスチレンを加熱溶融し、発泡剤、難燃剤を添加して、押出形成プロセスを用いて製造される硬質断熱材です。
カビや白カビを発生させず、地下で使用できる可能性があり、さらに幅広い商業用または住宅用建設用途に使用されています。
ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)
炭化水素系ガスを用いて製造されているにも関わらず、加工後に大部分のガスが空気と置換されることによって熱伝導率の変化が小さくなるため、断熱性能の大きな変化や劣化が見られないことが大きな特徴です。
極めて高い断熱性と耐水性に加えて、加工のしやすさが大きなメリットとして挙げられます。
高発泡ポリエチレン
主な原料であるポリエチレン樹脂に発泡剤を加えて発泡させた断熱材で、独立した細かい気泡から構成されています。
他のボード状の断熱材に比べて柔軟性が高く、壁や柱の間にも充填しやすいのが特長です。
フェノールフォーム
フェノール樹脂に発泡剤、硬化剤などを加えてボード状に形成します。
断熱性が高く、経年劣化しにくいという特徴があります。
最後にウレタンフォームですが、ポリウレタンを発泡させた断熱材です。
建築の断熱材として使用されるのは硬質ウレタンフォームで、その中でも「ウレタン変成イソシアヌレートフォーム」と呼ばれる、燃えにくい処理が施されているものを使います。
更にボード状のに加工されているウレタンフォームと、現場吹付け発泡させるウレタンフォームがあります。
秋田ホームで使用している断熱材もウレタンフォームで、現場で吹き付けをしています。
表面に直接発泡することで、対象物に強く接着した断熱層がつくれます。
今回参考資料で使っている写真のピンクの部分が断熱材になります。
いかがでしたでしょうか。
6回に渡って断熱材についてお話しさせていただきました。
これから秋田では本格的な冬を迎えていきます。
寒い冬を暖かい新築住宅の中で家族団らんで過ごす事を想像するとなんだかポカポカしてきますね。
何十年と暮らすお家ですので断熱材についてはしっかり考えていきましょう。
ただ専門的な内容になりますので、難しいなと思われたらいつでも秋田ホームにご相談にいらしてください。
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