コラム
2023.04.25
【秋田市新築注文デザイン住宅コラムVol.722】下屋について知ろう!
秋田市で新築住宅をご検討中のみなさま、こんにちは(。・ω・。)
秋田市で洋風注文住宅を手がけている
秋田ホームのコラム担当、小松です。
秋田市で新築注文住宅をご検討中の皆様、
お家の大きな屋根とは別に、玄関や一階部分の一部に屋根がかかっているお家を見かけることはありませんか?
秋田県は雪国なので、雪はもちろん雨も防げるので、
玄関に屋根があって良かったって感じたことがある方は多いと思います。
この屋根は下屋(げや)と呼びまして、下屋は家屋から差し出して作られた屋根のことを指しています。
つまり、メインとなる屋根よりも一段下げた位置に建築されている片流れの屋根やその下にある空間のことを言います。
その形にはいくつか種類があります。
例えば、二階建ての住宅であれば、一階部分に建てられている屋根やポーチや物置として利用されているもの、
縁側に設置されているもの等が挙げられます。
このように、下屋とはメインの屋根とは別に、一階部分の一部をカバーする形で利用されており、
最初から建築されていない場合でも増設することが可能です。
下屋をどのように建てるのかによって家の外観が大きく変わってくるため、
家の見た目を考えるうえで重要なポイントであることを理解しておくことが大切です。
下屋が建築される理由として、まず床面積や施工面積などの家の広さを調整する為です。
家を建てる際には二階よりも一階部分の方がどうしても大きくなりがちで、
それぞれの階の大きさなどのバランス調整が難しくなりがちです。
このような場合にも下屋を利用することで、見た目や広さのバランスを調整することができます。
ほかにも、家を建築したくても高さ制限が厳しい土地では高い家を建設できないということがあります。
例えば、低層住宅専用地域などが挙げられますが、このような地域では条件をクリアするための手段として下屋が利用されます。
下屋を利用した方が屋根を利用するよりも高さ制限に引っ掛かりにくく、
高さ制限のほかにもコンパクトな土地に家を建てる際に活用されます。
次回は、下屋のメリット・デメリットについてお話したいと思います。
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