コラム
2022.04.18
【秋田市新築注文デザイン住宅コラムVol.690】建築基準法~斜線制限~
秋田市で新築住宅をご検討中のみなさま、こんにちは(。・ω・。)
秋田市で洋風注文住宅を手がけている
秋田ホームのコラム担当 田中です。
過去7回のブログで、秋田市で新築住宅を建てる時には
建築基準法を守って建てなければいけないという事を書かせていただきました。
前回のブログはこちらから↓
【秋田市新築コラムVol.659】建築基準法とは?
【秋田市新築コラムVol.663】建築基準法~単体規定とは①~
【秋田市新築注文デザイン住宅コラムVol.667】建築基準法~単体規定とは②~
【秋田市新築注文デザイン住宅コラムVol.671】建築基準法~集団規定~
【秋田市新築注文デザイン住宅コラムVol.675】建築基準法~集団規定-用途規制-~
【秋田市新築注文デザイン住宅コラムVol.679】建築基準法~集団規定-道路-~
【秋田市新築注文デザイン住宅コラムVol.686】建築基準法~集団規定-建蔽率・容積率-~
今回は斜線制限について書いてきたいと思います。
建築物の各部分の高さに関する制限のひとつで、通風、採光等を確保し、良好な環境を保つことが目的で作られたルールになります。
高層マンションの上層階の部分が段差ができたような造りになっている物を
たまに見かけるかと思いますが、そういったものはこの斜線制限のルールによるものが多いです。
斜線制限には、道路斜線制限、隣地斜線制限、北側斜線制限の3種類があります。
●道路斜線制限●
道路斜線制限の目的は、道路向かい側の日照を確保することにあります。
道路を挟んだ向かい側に建物が建っても既存の建物が良好な環境を維持し日照を確保できるように、向かい側境界線から一定距離の勾配面に建つ建物の高さが決まっています。
●隣地斜線制限●
隣地斜線制限の目的は、隣地の日照および通風を確保することにあります。
基本的には道路斜線制限と同じ算出方法をしますが、隣地斜線制限の場合には、無条件に隣地境界線より垂直に20mの高さが与えられます。
さらに特定行政庁で指定された地域では31mとなります。
●北側斜線制限●
北側斜線制限の目的は、北側隣接地の日照を確保することにあります。
現在公開中の茨島モデルハウスが、建物に向かって右側がすこし傾斜のある形をしているのはこの北側斜線制限によるものなんです。
いかがでしたでしょうか。
建てる際は本当にいろんなルールがあります。
プロに任せるのが一番安心ではありますが、自分なりに知識を身に着けると理解しながら物事を進めることが出来ると思います。
建築基準法と聞くと難しいイメージがあると思いますが、
知識が必要になった時にはもしよければこのブログを参考にしていただければと思います。
*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*
秋田ホームでは
インスタグラムもやっています!
やってる方はぜひいいね!フォローしてくださいね☆