コラム
2021.09.24
【秋田市新築コラムVol.663】建築基準法~単体規定とは①~
秋田市で新築住宅をご検討中のみなさま、こんにちは(。・ω・。)
秋田市で洋風注文住宅を手がけている
秋田ホームのコラム担当 田中です。
前回のブログで、秋田市で新築住宅を建てる時には
建築基準法を守って建てなければいけないという事を書かせていただきました。
前回のブログはこちらから→【秋田市新築コラムVol.659】建築基準法とは?
今回は具体的に、住宅を建てる際に基準になる建築基準法とは
どのような物があるのか書いていきたいと思います。
まず住宅を建てる際の建築基準法とは
「単体規定」・「集団規定」というものに分かれています。
単体規定は住宅を建てる際どこにどのような住宅を建てるとしても満たすべき基準であり、
秋田市だけではなく、秋田県・東京・沖縄・島国等全国どこでも建物に適用される規定の事をいいます。
ただ単体規定を細かく見て行くと
一般住宅だけではなく集合住宅や商業ビル等にしか関係ないであろう決まりも出てきてしまうので
ここでは新築住宅にかかわりのあるものをピックアップしていきたいと思います。
1)敷地
・原則として住宅を建てる時は、道路や道よりも高くなければいけません。
道路と段差があった場合、道路よりも高ければ問題ありませんが、
低ければ雨が降った時などは雨水が敷地内に流れ込んできて
最近のゲリラ豪雨なんてあった日には、あっという間に浸水してしまいます。
また周囲よりも低い位置に建っていると、
湿気などもたまってしまいます。
・住宅の敷地には、雨水や汚水を排出し、または処理するための適当な
下水管、下水溝、ためます等の施設を設けなければいけません。
生活排水などが敷地内に垂れ流しになってしまったら、
ご近所の方に迷惑になりますし、とても汚いですよね。
衛生的にもよくありません。
(2)構造
・住宅は、さまざまな重さ、圧力、地震等の振動、衝撃に耐えられる安全な構造にしなければなりません。
・建築物の安全上必要な構造方法に関して政令で定める技術的基準に適合しなければいけません。
住宅が雨風で飛ばされたり、小さな地震等ですぐに倒壊するようなものであれば
大変な事になってしまいます。
人の命をも預かる建物ですので、頑丈な構造でなければいけません。
まず今回は敷地に関する事や、構造に関することを書かせていただきました。
今回の内容は当たり前の事だったり、そうでなければ大変だよね、というような基本的な事でしたね。
次回は住宅を建てる際の衛生・設備などに関する単体規定を
書いていきたいと思います。
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